「GeneXusの使用権の販売及びサポートとこの開発ツールによる受託開発」は、弊社事業の大きな柱である。このツールを使った開発を日本に普及させることは、日本のシステム開発(ソフトウェア開発)のパラダイムシフトを加速させ、システム開発および保守で発生する諸問題を解決させる。弊社の提唱する開発方法に賛同し支えて下さるパートナー様及びお客様に関する情報を厳格に保護することは、お客様に対する責任であることはもとより、社会に対する使命でもある。このツールと開発方法に関する技術仕様、マニュアル類、及び知識ベースは、わが社の更なる発展の基礎となる財産である。我々ジェネクサス・ジャパン株式会社の全スタッフは、ここに全力をあげて情報セキュリティの維持と継続的な改善を図っていくことを宣言する。
情報セキュリティを積極的に推進するIS委員会を設置する。IS委員会は情報セキュリティの確立、導入、運用、監視、見直し、維持及び改善に責任を持つ。また経営陣は、ISMS実施のために充分な資源を配分するとともに会社目標を設定し、各部門は計測可能な情報セキュリティ目標を設定する。
ここに記す基本方針の効果的な実施を確実にするために、情報に対して潜在する脅威を洗い出し、適切な対策を採る。その手順を情報セキュリティマニュアルに文書化し保持する。
以上
改訂:2017年5月31日
制定:2010年3月3日
ジェネクサス・ジャパン株式会社
代表取締役社長 大脇文雄
出社と在宅勤務を組み合わせた新たな勤務体系も定着してきた一方で、新入社員も増えてきました。
そのような状況の中、引き続き全役職員が常に情報セキュリティに対して高い認識を持ち、その重要性を意識した行動を取ることで、社会から
信頼され、お客様に安心感を与えるとともに満足していただける会社として維持できるよう強い意志を持って業務に取り組みます。
制定:2024年4月1日
ジェネクサス・ジャパン株式会社
代表取締役社長 大脇文雄
ジェネクサス・ジャパン株式会社は、創業以来基本方針にある様に情報セキュリティの維持と継続的な改善を行ってきましたが、それをより確実にするために2010年8月27日にISO/IEC27001:2005の認証を取得しました。
ジェネクサス・ジャパンが関連している法規制の主な物は次の通りです。
これらの法律・規制事項の順守については、ISMSマニュアルの5.3項に手順を定め、それに従って実施を確実にしています。
ジェネクサス・ジャパンでは、従業員の個人情報は、情報資産の「重要」区分に準ずる扱いとしています。また、法人顧客の情報保護については「情報取扱い手順」を定めそれに従って管理を行っています。
ジェネクサス・ジャパンが販売している「GeneXus」が、生成する成果物には「オープンソース」が含まれています。
このオープンソースの使用にあたってお客様から「著作権法」上の懸念についてのご質問を頂きました。使用しているオープンソースの情報はGeneXus製造元が下記で公開しています。
External utilities used by GeneXus generated web applications
OSSは、著作権に係わる注意と同等の注意を配布について払うことが必要です。
上記を翻訳したものは製品に同梱されていますが、翻訳したものを下記に掲載します。
GeneXusアプリケーションが使用する外部ユーティリティ
この様にジェネクサス・ジャパンでは、お客様からの問い合わせやクレームを元にして、よりお客様に満足して頂けるように管理システム(MS)が日々改善を重ねています。
ジェネクサス・ジャパンでは、情報セキュリティのシステムが有効に機能していることを外部監査と内部監査で厳しくチェックしています。
2022年 内部監査 |
2022年 外部維持監査 |
2023年 内部監査 |
2023年 外部更新監査 |
2024年 内部監査 |
2024年 外部維持監査 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
重大な不適合(不適合) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
軽微な不適合(改善事項) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
観察事項(システムの課題) | 2 | 6 | 2 | 3 | 2 | 3 |
システムの長所 | – | 6 | – | 7 | – | 9 |
外部監査と内部監査で指摘された事項は、「ISMS是正/予防処置要求書」に記票し管理しています。
マネジメントシステムに対する慣れと、ISMS認証を取得した当初の緊張感が薄れてきており、マネジメントサイクルPDCAのうち、例えばパートナー営業部の場合、Doにあたる「預かり時チェック」「委託先チェック」がチェックを実施したと判る形で「記録」に残されていない。そして、そのDo(実施して記録に残す)が確実に行われていることを確認するCheckの機能(営業の場合週次の会議での確認)がうまく機能していない。これはパートナー営業部だけの問題ではなく、定期的に開催されるIS委員会の開催時にも同様な傾向が見られる。「リスク対応計画書の進捗チェック」や「管理策有効性測定」の結果がタイムリーに「管理策有効性測定記録簿」に反映されておらず、本来はCheck機能に当たるIS委員会の場では確認できないことが発生していた。会社として、業務が忙しくなって来たことは確かであり、お客様を最優先にすることは当然であるが、マネジメントサイクルを確実に回すことを再度徹底することが重要であると今回の内部監査でより明確になったと言える。
(ISMS管理責任者:榎本宗義)
ジェネクサス・ジャパンの情報セキュリティ管理システムでは、規格が要求している「マジメントレビューへ入力すべき項目」と「マジメントレビューで言及すべき(出力すべき)項目」のマトリックスをマメジメントレビューの記録の表紙にすることで、ISMSの実施状況が確実にマネジメントに報告され、適切な指摘が貰える様な仕組みを構築しています。
直近のマネジメントレビューでは下記に代表される、数項目の指摘が行われその実施を行っているところです。
ジェネクサス・ジャパン株式会社は、従業員がその能力を発揮し、働きやすい職場環境を整備することによって、
一人ひとりの可能性を引き出し、組織の活力につなげられるようにするため、次のように行動計画を策定する。
計画期間:2024年4月1日〜2029年3月31日までの5年間
内容
目標01
年次有給休暇の取得促進
目標02
特定の社員に業務負担が集中しないよう業務改善を図り、
全社員がワークライフバランスの取れた生活を送ることができるようにする